ジョン・レノンを殺した男(下)
ようやく読み終えました。この下巻の後半には、犯人に宛てられた、ジョンのファンからの猛烈な批判や、犯人を支持するような(信じられない…)手紙がのせられていました。
全編にわたっての感想なのですが、これは、犯人がどのような人だったかということに終始しており、いや、それ以外のことにも触れてはいますが…とにかく本人に対するインタビューや本人に対したことのあるひとからの彼の人柄や行動、心理について描かれているものと私は思っているのですが、やっぱりそれは、どうしてこんなことが起きたかという理由にはなって
いないような気がします。
これは私の単なる感想なのですが。
どんなにそれを探っても、今ジョンは戻ってくるはずもなく、この寒い冬にこの本を読んで更に寒くなってしまったとしか言いようがないのです。
ひとつだけ興味深かったのは、犯人の妄想の中で、「リトル・ピープル」という小さな人々が(ちゃんと行政もあるらしい)存在していて、それが彼の良心だったということ…。
やっぱり映画は観にいけないかも。自分のことも人のこともやっぱり殺したりしちゃいけないことだと思います。
私も読んでみる~、この本。
返信削除今はちょっと余裕がないのでもうちょっとしたら・・・。
ううー。
返信削除なんかね、ちょっと冬に読むと
寒々しいの。。
erimaxちゃんオススメ本があったら
ぜひ教えて~