2007-12-31

日本ぶらりぶらり


今年最後の読書感想です。


著:山下清

「日本のゴッホ」「裸の大将」と呼ばれたかの有名な芸術家ですね。
いやぁ。これを読むとかなりのことに驚かされることになるのですが、そのひとつに、この人の純粋で正直な心がありました。正直ゆえに、「これはなぜなの?」という気持ちがまっすぐなのであり、そういったダイレクトさまたは、恥ずかしさによって言葉や態度で表現しきれないことで、人をわずかながらでも傷つけたり、怒らせたり、がっかりさせたり、うとましがられたな。ということにもちゃんと気がついているんですね。
素直な気持ちがまるで子供のようです。真似しようにもできないですよね。

こんな風に、ぶらっと旅に出てみたいな。
昨年も旅行にはいけなかったから、今年は各地方に足をのばしてみたいです。。

温泉と花火が大好きだった故人に深く共感しました。
こんな風にマイペースでありながらも、自分なりに人の気持ちにも応えようとする生き方もまたあるんだなぁ。と思うとのんびりでもいいじゃない?と肩の力を抜くことができる。そんな1冊でした。

今年もどうもありがとう!また来年もよろしくお願い致します。

2007-12-23

ジョン・レノンを殺した男(下)


ようやく読み終えました。この下巻の後半には、犯人に宛てられた、ジョンのファンからの猛烈な批判や、犯人を支持するような(信じられない…)手紙がのせられていました。


全編にわたっての感想なのですが、これは、犯人がどのような人だったかということに終始しており、いや、それ以外のことにも触れてはいますが…とにかく本人に対するインタビューや本人に対したことのあるひとからの彼の人柄や行動、心理について描かれているものと私は思っているのですが、やっぱりそれは、どうしてこんなことが起きたかという理由にはなって
いないような気がします。

これは私の単なる感想なのですが。

どんなにそれを探っても、今ジョンは戻ってくるはずもなく、この寒い冬にこの本を読んで更に寒くなってしまったとしか言いようがないのです。

ひとつだけ興味深かったのは、犯人の妄想の中で、「リトル・ピープル」という小さな人々が(ちゃんと行政もあるらしい)存在していて、それが彼の良心だったということ…。
やっぱり映画は観にいけないかも。自分のことも人のこともやっぱり殺したりしちゃいけないことだと思います。

2007-12-22

ミニ春巻き


前に、erimaxちゃんに連れて行ってもらったお店で食べた、すごーくおいしかった
ミニ春巻きを思い出して…つくってみたのですが…


ミニ春巻き(10本)

【材料】
 ・ミニ春巻きの皮(10枚入り1パック)
 ・かに缶詰(1缶)
 ・枝豆(冷凍食品を使いました/約10個)
 ・スライスチーズ(5枚)
 ・カット海苔(10枚)
 ・小麦粉(少々)を水(少々)で溶いたもの
 ・エクストラバージンオリーブオイル(適量)

【つくり方】

 1.ミニ春巻きの皮の上に、海苔、チーズ、さらに
   缶詰のかにを適量、枝豆3つくらいをのせます。

 2.折り方は、下から具がはみでないように、くるっと
   そして、左右を内側に折ったら、最後まで巻きます。

 3.巻ききった最後のところの皮の内側に、小麦粉を
   水で溶かしたものを指先で塗ったら、ぴったりと
   しっかりと、ふたが開いてしまわないようにつけ
   ます。

1-3を皮の枚数分だけ繰り返します。


 4.フライパンにオリーブオイルを1cm~2cmくらいの
   深さでひきます。

 5.あとは揚げるだけ!

揚げ物をするときに、大量の油が必要で面倒だなあとか危ないし
と敬遠していたのですが、エクストラバージンオイルを使うと、
不思議なことに、フライパンで、少量の油でカラっといい具合に
揚がるのですねぇ。

で、失敗しました…チーズは、とろけないスライスもしくは、小さい
ときによく食べた固ーいプロセスチーズを小さく切って入れるべき
でした。
高温の油で揚げるので、チーズがかなりとけちゃうのです。

反省点…次回は、チーズは固めのものにして、油の温度は低め
でもうすこし長めにあげようと思います。
そうすれば、爆発してチーズがはみ出たりせず、もう少し長く揚げる
ことで、海苔の風味が生きてくると思いますデス。

2007-12-13

ジョン・レノンを殺した男(上)


タイトルどおり、上巻を今読み中です。


ジャック・ジョーンズ(著)
堤 雅久(訳)

今月の新刊のところにあったので、手にとってしまいました。
上巻はもうすぐ読み終えますが…
衝撃的。そして、やっぱり暗い気持ちになります。

1980年12月8日…あの最悪のニュースが流れた日。

この作品は、犯人であるマーク・デイヴィット・チャップマンの視点
から描かれています。
描くといっても、この著者は、彼を訪れ、'86年以来、約200時間以上
に及ぶインタビューをもとに書いたそうなので、創られた物語なんか
じゃないんですよね。
「ライ麦畑でつかまえて」の主人公と自分を重ね合わせていた犯人
は自分とのシンクロニシティ(共時性)から、さらに自分なりの確信
のようなものを抱いてしまったのか…

早く下巻も読まないと。

ジョンの声もおじいさんみたいな(すみません)顔も好き。。
歌詞はあらためて読んで意味を知ると泣けてしまいます。
映画「チャプター27」は絶対に観る!

2007-12-12

豆腐ハムチーズミルフィーユ


昔に比べたら寒くないといわれている最近の冬ですが…
もともと苦手です。やたらとあたたかいものを食べたくなりましたので、
またまた。。
ああ…ちょっとこげちゃいました。



豆腐ハムチーズミルフィーユ(2人分)

【材料】
 ・木綿豆腐(1丁)
 ・バター(小さじ1)
 ・スライスチーズ(何枚か)
 ・ハム(何枚か)
 ・塩(少々…お好みで)
 ・黒こしょう(少々…お好みで)
 ・トマトソースorケチャップ(ミートソースだとより美味しいです)
 ・パルメザンチーズ

【つくり方】
 1.木綿豆腐の水をよーく切ります。清潔なふきん、もしくは
   キッチンペーパーではさんで、軽く上下からおさえて絞る
   ようにします。もしくは、まな板において上にお皿などを
   重しにして数分まちます。

 2.手のひらに豆腐をのせて、手と平行に1cmくらいにスライス
   していきます。こわれないようにお皿などに重ねていきます。

 3.グラタン皿にバターをぬります。

 4.1cmくらいの厚さにスライスした豆腐をまず皿にのせ、
   塩をパラッとふります。
   ケチャップかトマトソースをまんべんなくひき、次に
   ハム、スライスチーズをのせて、さらにケチャップを
   またひきます。

 5.はさむ要領で、4.を繰り返します。

 6.皿の上部に達したら、一番上はスライスチーズにして、
   その上にトマトソースかケチャップをかけ、パルメザン
   チーズをたっぷりと。その上に黒こしょうをふります。

 7.予熱であたためておいたオープンに入れて、15分くらい
   じっくり焼いてできあがり!
   (あ…温度…何度でやったか失念!)

ハムをツナにしてもいけます。
ただ…どうしても豆腐から出る水分が気になります。なんかよい
方法ないのかなぁ。


断面図…やっぱり水分が…


豆腐をもっとうすーくしたらよいかも…しれません

とりあえず、あったかくなりました(汗)
でも、なんか見た目がおんなじような料理ばっかり。。

2007-12-05

ジンジャーブレッドラテ

寒い日が続いていますね。
マフラーぐるぐる巻きで、
完全防備で通勤しています。
年末に向けてあわただしくなってきましたね。

寒さにむけ、自分の中で生姜ブーム。
スターバックスで380円なり。

足の先まで、ポカポカです。