2007-11-06

クワイエットルームにようこそ

またまた携帯から…。
本書を手にとったのは、映画化されたということをインターネットで知ったからです。

そこで得た情報から、ウィノナ・ライダー主演の映画、「17齢のカルテ」が思い出されました。

同じことを頭に思い浮かべた人も多いかと思われます。あとがきを読んだら、そんなことを言っていた作家がいたそうで。

うん。でも、ソレがとても美しい激しさととも(目を覆いたくなる場面もソフトであり、美的には損なわれない程度)に、かなり感傷的に表現されていたのと反対に、コレは、実に「正直」に、現実にもしあったなら、こんなかんじなのかもなあ。と思わされる作品でした。

ただし、私は「17…」 を本でよんでいるわけではないので比べようがない上に、舞台背景や時代、登場人物の年齢等が異なることもあるので断言できませんが…。

コミカルかつ、軽いタッチで書かれており、あっという間に読み終えてしまえるのですが、チクリと心にささる作品でした。

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